【株式前場値動き】前場の日経平均は大幅反落、米金利高止まりなど嫌気　3万2000円割れ【09/28 株価】【558円安】

＜１０：３１＞　日経平均は下げ渋り、意外に底堅いとの声も

日経平均はやや下げ幅を縮小し、前営業日比２２３円安の３万２１００円台半ばで推移している。原油高を背景に業種別では鉱業の上昇が目立つ。市場では「きょうは日経平均株価で２２５円程の配当落ちがあるので騰落が見極めづらい状況にあるものの、日本株は意外に底堅い」（国内証券のストラテジスト）との声が聞かれた。

個別では、ＩＮＰＥＸ(1605.T)が４％高、石油資源開発(1662.T)が３．２％高と堅調。他方、東京エレクトロン(8035.T)や信越化学工業(4063.T)など半導体関連株の一角は軟調に推移している。

＜０９：１０＞　日経平均は反落で寄り付く、米ダウ安など嫌気

寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比２５２円５３銭安の３万２１１９円３７銭と、反落してスタートした。足元の日経平均は３００円超安の３万２０００円台となっている。前日の米国株式市場で、ダウが続落したことなどを受け、バリュー株を中心にさえない動きとなっている。ＴＯＰＩＸは１％超安の２３５０ポイント近辺。

主力株はトヨタ自動車(7203.T)、ソニーグループ(6758.T)、ＫＤＤＩ(9433.T)が軟調。指数寄与度の高いファーストリテイリング(9983.T)、東京エレクトロン(8035.T)もさえない値動きとなっている。半面、アドバンテスト(6857.T)、ＩＮＰＥＸ(1605.T)はしっかり。

東証３３業種では、鉱業、石油・石炭製品を除く３１業種が値下がり。その他金融、倉庫・運輸関連、証券、陸運が値下がり率上位となっている。

＜０８：２５＞　寄り前の板状況、トヨタやソニーなど売り優勢　ファーストリテは買い優勢

東証プライム市場の寄り前の板状況では、トヨタ自動車 (7203.T)、ホンダ(7267.T)、ソニーグループ (6758.T)、ＮＴＴ (9432.T)、ＫＤＤＩ (9433.T)が売り優勢。信越化学工業 (4063.T)が買い優勢。

指数寄与度の大きい東京エレクトロン(8035.T)が売り優勢、ファーストリテイリング(9983.T)は買い優勢。

メガバンクでは、三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ(8306.T)、三井住友フィナンシャルグループ(8316.T)、みずほフィナンシャルグループ(8411.T)がそろって売り優勢となっている。